amazarashi[0.7]
行ってきました。
7月のLIQUID ROOM以来2度目の参戦。そして同じアーティストのライブに2度行くのは初めてでもあります。
前回のライブ参加者限定の先行販売でチケットを取ったおかげで、渋谷公会堂8列真ん中あたりというとても良い席で観ることができました。
前回は「見え…た…?」程度にしか秋田さんの姿を確認できなかったのですが、今回は本当に正面に見ることが出来て、映像そっちのけで見入っていました。
歌う口の姿、ギターを鳴らす腕、輪郭…すべて記憶しておきたかったから。
とにかく目の前で歌う姿が見られて良かったです。
やっぱり生で聴く音楽はいいですね。
迫力が全然違う。
ワンルーム叙事詩から奇跡への流れは本当に素晴らしくて、思わず涙してしまいました。
それと、大好きな曲、ピアノ泥棒を聴くことができて感涙でした。
終始幻想と現実が入り混じっていて、ふわふわとというかくらくらとした心地でした。
やっぱり冬なので、冬の曲が多かったですね。クリスマスとか。
すごくいい雰囲気でした。
最後の弾き語りにはぐっと心をつかまれました。
初めて座席指定制のライブに行ったのですが、amazarashiにはこれが合っている気がします。
飛び跳ねるようなバンドではないですよね。
今日の秋田さん、声の調子が若干悪そうだったので心配です。
まあ、ほとんどMCを挟まずに1時間半くらいあの声量で歌い続けるのだから、高音が出づらいのは当然のことかなと思います。
そのことについてツイッターでは色々な人が色々と言っていましたが、それだけのことではないかと思います。
アーティストが変わってしまったとか、らしくないとか言う人がいるけれどもそれは当然のことで、なにもかも変わって行くのです。不変のものなんてありません。
「らしさ」ってなんですか?
初期の雰囲気、曲調、歌詞をずっと持ちづづけるのが「らしさ」なんですか?
そういったリスナー側の考えが、アーティストを苦しめるのではないかと私は思うのです。
だから、今日のライブは素直に「良かった」と思います。それだけです。
秋田さんの「amazarashiはこの先どうなるかわからないけど…」
というMCの出だしに少し不安を感じましたが
「行けるところまでいく」
という言葉に安心しました。
とにかく、行って良かったと思えるライブでした。
ありがとう。
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テーマ:ライヴレポ・感想
ジャンル:音楽